対人関係で「もう嫌だ」と思うことから離れる方法

日々生きていると、「嫌だなー」とか「不安だなー」みたいなことは無数にあり、たった一日平穏に暮らすことがいかに大変か、思い知ることの多い今日この頃ですが、この「嫌なこと」がなくなったとすると、多分すごくハッピーな気分になれだろうなーということは、容易に想像できます。(まー、実際そういう状況になったことがほぼないので、本当にハッピーになれるのか否かは、なんともいえないですが)。

一体この「もう嫌だ」と思うことというのは、どこから来ているのでしょうか。そしてそれを消え去らせることは、可能なのでしょうか。ここでは、対人関係に関して「もう嫌だ」と思うことの原因と、そこから離れるための方法を考えてみました。結論としては、「相手から離れる」のが一番簡単なのではないか、というところに至りました。

 

相手から離れる

「もう嫌だ」と思うことですぐ浮かんでくるのが、対人関係でしょう。自分が接する人の何らかの特性を持って、嫌な思いをする人は多いと思います。

原因を考えてみると、普通は「相手の性格が悪いから」とか「暴言や暴力を振るうから」とか「目に余る行動をするから」とか「優しくないから」とか「だらしないから」とか、相手の特性に目が行きがちですが、よく考えてみると実は、これらの原因はすべて「私がそう感じる」ということです。「もう嫌だ」と思う真の原因という意味では、「自分がそう感じているから」に他なりません。

そうすると対人関係の「もう嫌だ」をとっぱらうには、「相手を変える(=相手の嫌な特性を、自分が快適なように変えてもらう)」か、「自分を変える(=嫌だと思っている自分の感性を変えて、嫌だと思わなくする)」か、「相手から離れる(=自分の感性も相手の感性も変えず、嫌だと思う人から離れる)」の三択になります。いずれかのアクションを取らないままだと、ずっと「嫌だ嫌だ」で過ごすことになり、つまらないどころか辛い痛い人生になってしまします。何としてもこれは避けたい。

 

自分の感性を変えることの難しさ

「相手から離れる」をすぐに実践できる方は、意外に少ないかもしれません。学校や会社や家庭、友人関係といった、自分が日常的に属している集団があまりにも日常的、かつ如何ともしがたいものであるが故に、離れるのが難しい、という場合も多いでしょう。

その場合は、「相手から離れる」ではなくて、「相手を変える」または「自分を変える」という、難易度が高い選択をする必要がありますが、このやり方、特に「自分を変える」方法は、非常に危険です。なぜならば、それまで自分が嫌いだった行動を、「好きな行動」として認識する、つまり「嫌いな相手の特性に同化する」ことに他ならないからです。

そのうえ、難しい。それまでよいと思っていたことをひっくりかえすことですから、難易度が高そうですし、時間もかかりそうです。そのうえ、それまで「もぅ嫌だ」と思っていたことを受け入れる時間の延長が確定されてしまう、つまり「もう嫌だ」十持っていたこと自体を自分自身で実行する日々が始まる、ということを意味していますので、「目の前真っ暗になるところからのリスタート」、となってしまいます。

 

相手の感性を変えることはもっと難しい

「自分を変える」ことが難しいとなると、「相手を変える」ことはもっと難しいでしょう。なぜならば、自分はまだしも、相手=他人は自分がコントロールできるものではないからです。一般的に、コントロールできないものをコントロールするのは難易度が高い」といわれていますが(あたりまえか)、難易度としては、「自分を変える」<「他人を変える」は間違いありません。

 

「相手から離れる」の一択

ということで、すぐ実行できて、かつ難易度が比較的低い、という意味で、「相手から離れる」の一択となります。ただし前述のように、物理的に離れることが困難であるケースも多いと思います。そこで、「物理的に離れる」ことを最終目標におきつつ、すぐやる直近アクションとして「精神的心理的に離れる」ことから始めるのが良いかと思います。

「精神的心理的に離れる」具体的なアクションとしては、例えば「あまり込み入ったところまでコミュニケーションをとらない、嫌なことを真正面から受けない、罵倒を聞いているようで聞いていないようなことを心がける、時間を取られそうになったらきっぱり断る」等々。

「嫌な相手」に対して少々敷居が高いアクションがあるものの、最終目標を意識しつつ、アクションの暁には快適な時間が増えることを期待しつつ、少しの勇気をもって臨めば、案外うまくいくかもしれません。日々「もう嫌だ」と思う瞬間を減らすために、コツコツとアクションを積み上げていきましょう。