パンクPMOってなんやねん?の話

PMOといえば、プロジェクトマネジメントオフィスという、一見立派なカタカナ業種の略名なのですが、なんか「うさんくさい」といいますか、ぶっちゃけ知らない人からしたらなんだかわからない仕事だと思われているのではないか、と想像します。

さらに「パンクPMO」となると、余計にうさんくささが増しますし、そもそもパンクにPMOがくっついていると、いったいどんなポリシーを持って何をしているのかさっばりわからない、と思います。そこでここでは、当研究所が掲げるパンクPMOの基本精神=パンクスピリットなるものが何か、「パンクPMOってなんやねん?」て話をします。

 

プロジェクトとは?PMOとは?

プロジェクトマネジメントオフィスという仕事は、簡単にいえば、プロジェクトの親方=プロジェクトマネージャーにくっついて、有期かつ予算ありきのイベントである、プロジェクトの目的や対象成果物を文書化したプロジェクト計画作成やスケジュール作成、変なものができないように成果物の品質をチェックするための品質管理計画立案、プロジェクトの体制組成、偉いひと向け報告の取りまとめ,プロジェクトの利害関係者の調整や、いろんな部門の人たちが意志疎通をスムーズにおこなうためのコミュニケーション計画作成、会議室予約、会議会場設営、議事録作成から飲み会企画まで、まあ言ってみれば「プロジェクトの何でも屋」です。

パンクとはなんぞや?

かたやパンクとはなんぞや?といいますと、1970年代にイギリスで起こって、その後全世界に広がったパンクムーブメントのことで、「パンクロック」といわれているようにベースはロック、音楽の領域のキーワードだったのですが、いまやパンクは精神性=パンクスピリットと化していて、ミュージシャンのみならず、映画監督や俳優女優、小説家、エッセイスト、詩人、起業家、会社員、学生などに至るまで、「パンクなんとか」と名乗っている人を見かけるほど一般化してきました(あんまりいないか)。

ドクターマーチンというブーツなんかは、かつてはパンク界隈でしか履いている人を見かけなかったのが、今では普通のサラリーマンが、普段の仕事の時に履いていたりしますので、パンクの一般社会への浸透具合は、隔世の感があります。

私なりのパンクの概念を、思い付くままあげますと、自分で考える、自分でやる、めげない、こだわらない、柔軟、素直、楽譜読めなくて良い、音程はずしても良い、ノイズ可、折れない、いい加減、少数派、ハイブリッド、、なんでもあり、酒飲み、その他諸々ビンポイントでマニアックな領域好き、などです。なんだか「浮き草」というか「こだわりがない」ようなものの考え方ですが、こんな感じだと考えています。

 

ハイブリッドなパンクPMO

ということで、「パンクPMOってなんやねん」と言いますと、「なんでもありなポリシーを、一般的である程度社会性のあるマネジメント関連の業務に混ぜて活動する」という感じです。

ハイブリッドは私にとって重要な要素であり、「がんじがらめ=一般的な社会性」から開放されるという意味では、パンクスピリットには皆様にお勧めできる価値があるのではないか、と思うのです。通常の経済活動や啓蒙活動に、ある程度いい加減といいますか、ニュートラルな部分と「なんでもありの自由度」があれば、ユニークかつ思いがけないアウトプットが期待できる、とも考えています。

たとえばPMOの仕事において、前向きなことや教科書的なことは、言うだけなら誰でも言えますが、一般的なプロジェクトでは、利害関係者が複雑に入りくんでいて、何らかの責任や社会的縛りが働いたり、エライ人がからんで保身優先になってアクションを躊躇するシチュエーションに至る場合が多く、なかなか実アクションには至らないものです。

しかしパンクスピリットの場合、気楽に考えてにとりあえずトライする、というポリシーを持っているので、言うに加えて、とにかく実アクションにつなげてしまいます(もちろん結果がよろしくない場合もありえます)。これこそがハイブリッドな思考の特性であり、メリットでありデメリットであり、個々のユニークな価値観の拠り所たるもの、なのです。「パンクPMO」、もはや名乗ったあとの後付けのような概念にも思えてきましたが、なんとか成り立つところまで持っていこうと思います。

 

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