PMOの単価はどれくらい?

PMOというと、なんだか記号のようなイメージで、この言葉自体が業種名称と思われている方もおられるかと思いますが、正解は「プロジェクトマネジメントオフィス」の略語になります。いってみれば、KY(空気読めない)やJK(女子高生)といったキーワードと同じく、略語自体が独り歩きしている言葉のひとつですが、カタカナで書くよりも(カタカナでも十分わかりにくいですが)、PMOと呼んだほうが、実際のPMOの仕事の中身と同じく、「仕事内容や単価相場のわかりにくさ」に、より拍車がかかってしまっているように思われます。

膨大な業務範囲をカバーし、「なんでも屋」の異名をも持つPMOは、いったいいくらぐらいの単価で活動しているのでしょう。単価相場はどの程度なのでしょうか。

 

振れ幅が大きいPMO単価

結論から申し上げますと、PMOの単価は「ピンキリ」です。月100万に満たない場合まありますし、300万オーバーなんてこともありえます(もちろん稼働時間にも依ります)業務内容に多大な人間力が必要とされることと同じく、単価交渉においても、かなりの人間力が要求されます。単価の振れ幅が大きくなってしまう理由として、主なものを3つあげますと、まず業務内容が非常に広範囲であること、次にPMOという業種名称がまだまだ浸透していないこと、そして最大の理由は、人間力次第で単価交渉の結果が大きく変わることです。

単価は交渉時の人間力次第

もちろん企業としての信用度、交渉者の営業スキル、交渉時点の景気感や交渉相手の懐具合など、交渉による単価増減の原因となる要素はたくさんありますが、こと「PMOの単価」というところでは、交渉している当人の人間力が大きな影響をおよぼします。企業間の交渉事は、かつては営業という専門業種の独壇場ともいえる状況でしたが、現代ではそれこそPMOが自ら営業を兼ねていたり、TwitterやLINESなどのSNSを駆使していわゆる「営業職」をおかないで活動している例も少なくありません。さらにパン屋さんやラーメン屋さんなどとは異なる、PMOというわかりにくいサービス、いわば「概念」を売り込むわけですから、交渉一発、または長い目で見たときの「交渉力」が入り込む余地が高いのです。

拘束時間も報酬も人間力次第

振れ幅の大きさからわかるとおり、PMOの単価交渉には、人間力が不可欠です。AIにはない何か、言い換えれば生身の人間だけが発揮できる「人間力」は、PMOという仕事をこなすことにも、PMOというサービスを売り込むことにも必要なのです。ちなみに2010年代現在、単価の振れ幅の「キリ」のほうは数万円程度から、「ビン」のほうは数百万円以上という状態で、仕事としての拘束時間も報酬も、「人間力次第」というところです。

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